ファミレスやオフィスなど様々な場面で目にすることが増えたロボット。
人件費の削減や効率化などが叶うロボットは、さらなる普及が期待されています。

ロボットの普及を、開発面から支えるロボット開発という仕事があります。
開発は、技術的な知識やスキルが必要な仕事ですが、やりがいも大きいです。
この記事では、ロボット開発とは何か、どんなスキルが必要か、そしてスキルが役立つ仕事を4つ紹介します。
ロボット開発に興味がある方、機械に関わる仕事がしたい方はぜひ参考にしてみてください。

ロボット開発とは

ロボット開発とは、人間の動きや感覚を模倣した機械を作ることです。
ロボットは、コンピュータやセンサーなどの電子部品と、モーターやギアなどの機械部品から構成されています。ロボット開発をするにあたり、これらの部品を組み合わせて、目的に合った動きや機能を実現することが求められます。
実例としては、部屋の形や汚れの場所をセンサーで感知して、効率的に掃除することができる掃除機ロボットや、人間の声や表情を認識して、適切な対話やサポートをする介護ロボットなどです。

スキルが役立つ仕事4選

ロボット開発には、様々な分野の知識やスキルが必要です。
以下では、ロボット開発に関連する4つの仕事をご紹介します。

ロボットエンジニア

ロボットエンジニアとは、ロボットのプログラムを作る人です。
コンピュータに命令を与える言語であるプログラムを使って、ロボットにどんな動きや機能をさせるかを決めることが主な仕事です。
ロボットエンジニアになるには、プログラミング言語やコンピュータ科学の知識が求められます。

ロボット設計技術者

ロボット設計技術者とは、ロボットの形や大きさや色などを決める人です。
設計技術者は、ロボットの外見だけでなく、内部の構造や材料も考えなければいけません。
また、環境に合わせて、耐久性や防水性などの性能も考慮する必要があります。そのため、機械工学や電気工学の知識が必要です。

機械設計技術者

機械設計技術者とは、ロボットのモーターやギアなどの動く部分を作る人です。
ロボットの動きに合わせて、最適な部品を選んだり、新しい部品を開発したりすることが主な仕事です。
重量や空気抵抗のバランスを考慮する必要があるため、機械設計技術者になるには、力学や材料学の知識が求められます。

センサー開発技術者

センサー開発技術者とは、ロボットのカメラやマイクなどの声や動きを察知する部分を作る人です。
ロボットが周囲の情報を正確に捉えられるように、高性能なセンサーを作ったり、改良したりするため、電子工学や信号処理の知識が必要です。

まとめ

今回は、ロボット開発の業務や目指せる仕事についてお伝えしました。
ロボット開発には、様々な分野のスキルが必要ですが、こちらのロボット開発コースのある東京国際工科専門学校では、ロボットの機械システムのデザインや設計・開発スキルを大学で身につけることができます。
実際にロボットを作ったり、操作したりすることで、理論だけでなく実践も学べるので、開発スキルを身に付けたい方には最適な環境といえるでしょう。
ロボット開発のスキルを身に付けて、自分の将来の幅を広げてみましょう。